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オンナだらけの釜山旅行記 その2
2004年 10月 25日
≫10/21同日
やっぱり韓国に来たからには本場の垢すりは体験したいよね~。 多分、若い娘さんが韓国に行ったら一度はそう思うと思う。 軽い気持ちでエステのパンフやガイドブックを見ていると、ガイドさんの目が輝いた! 「私の知ってるお店は垢すり・ヨモギ蒸し・マッサージが付いててオトクよ! 普通のエステよりも安くて、今から行けば空いてるからたっぷり施術してもらえるよ!」 んもうスゴイ熱弁を奮いながら、私たちを説得するガイドさん。 別に行きたいエステがあるわけじゃないし、ってことで軽く了承したんですけど。 これが間違いの元だったんですよね・・・・。 連れて行かれた先は、ちょっと鄙びた建物の4階。 あれよあれよという間に受付終了、基本コース8000円ナリ。 オプションで『産毛抜き』もやりたかったので、追加料金1500円支払うことに。 関西人のオバチャンが「このコース、ソウルでやったら15000円なのよ」と連呼する。 この料金で安いの・・・?という疑問を持ちつつ、いざエステ開始。 作務衣みたいな服(下は真っ裸)に着替えると、いきなりオバチャンに石釜へ詰め込まれる。 この石釜、なんでも汗蒸幕(ハンジュンマク)っていうサウナらしい。 ワケの分からぬまま、50度ぐらいある高温の石釜でモンモンとする一同。 これが暑いのなんのって! うだるような暑さで朦朧としつつ、「石釜で焼かれるパンってこんな気分なんだ・・」と実感。 もう私、石釜で焼いたパンなんて食べません!同士を食べるなんて出来ない!! そんなことを思いながら、10分強ぐらいで早々にギブアップ宣言(ホント死にそう) 石釜から開放された私たちを待っていたのは、ヨモギ蒸し。 小汚い部屋で、てるてる坊主みたいな服を着て、便座のようなイスに腰掛けるんですが。 イスの足元からはヨモギが蒸しだされてて、下半身を内面から暖める効果があるそう。 生理不順・婦人病に効くらしく、15分ぐらい座ってると汗がダラダラ。 いつまでヨモギ蒸ししてるんだろう・・と辺りを見渡せば。 客そっちのけで柿を貪り食う、半裸のオバチャン店員の姿が。 ・・・あのオバチャン、絶対私たちのこと忘れてた!ってか、何で半裸!?Σ(・∀・`;) さらに、衝撃的な姿が私たちを襲う。 ヨモギ蒸しの後、洋服をひん剥かれ、タオル一枚の姿で温泉へと向かった私達。 その前に現れたのは、黒いブラとスケスケ黒レースのパンツ姿の熟女!! どなたも非常~に体格の宜しい・・・、うん、妊婦?みたいな店員ばっかり。 黒いブラジャーの紐が限界まで伸ばされてはち切れそう・・・。 なんで無駄にスケスケのレースパンティを履いてるのさ。そこ、肉がはみ出てるから! っつか、貴方達は脱ぐ必要ないから!服着て、お願い!! しかも一部の店員は胸モロ出し状態で、施術してるワケですよ。 いや、若い女性とかナイスバディなお姉さんならイイですよ?眼福モノですよ? でも・・・50過ぎの・・ヘタしたら60ぐらいのオバチャンですよ? ここは場末のトルコ風呂ですか・・・・_| ̄|○ オンナなのに場末の風俗に来ちゃいました感が漂う中、ついに垢すり開始。 真っ裸で台に乗せられ、オバチャンに磨かれまくる。 パンフの写真では、ちゃんとした個室だったり、下着着用OKなのに、真っ裸。 うつぶせ・仰向け、お構いナシ。施術してる間、ず~っとモロ出しですよ。 タオルで隠そうとすればオバチャンに韓国語で怒られ、その部分を執拗に磨かれたりして。 衆人環視の中、泣きたい気持ちで心頭滅却する私。 「日本人、垢ばっかりね ( ´_ゝ`)プッ」 そんな屈辱的なセリフを吐かれ、軽く凹む。 アンタらみたいに日常的に垢すりをする習慣が無いからだよ!と心の中でつっこんだり。 アイナソープで磨いてるんですが韓国人には勝てませんでした、モアロマさん(涙) 垢すり後、全身海草ミルクマッサージを受けるも・・。 「その牛乳、さっきまで飲んでたよね?ね?」と言いたくなるような普通の紙パック牛乳だし。 ぬるぬるのジェルと一緒にぶっかけられて、牛乳くさいだけだったり・・・(´・ω・`) ホント早く帰りたい気持ちでいっぱいになりながら、ようやくフェイシャルへ。 (この時点でやっと服を与えられ、安堵感に包まれる) 漢方薬のローションでマッサージを受け、ようやくオプションの産毛抜き。 細い糸を巧みに動かして産毛を抜いていく、例のアレです。 常日頃、あの産毛抜きに興味シンシンだった私は期待に胸を膨らませて時を待ったですよ。 プチプチッ プチッ をををを!産毛が抜ける音がする!! 糸を動かす度に耳元で小さな音が聞こえる。っつか、微妙に痛い。 ある程度、産毛抜きをしたら、店員さんってばカミソリで顔を剃り出した! ジョリジョリ言わせながらカミソリが私の顔を滑っていく。 あのさ・・・カミソリで剃るんなら産毛抜く必要無いよね(名言) 横で並んで施術受けてた姉御の一言に激しく同意。 しかも顔を良く見てみると。 店員さんってば、おでこの生え際まで綺麗に剃っちゃったよ! 私の富士額の生え際が、丸いシュプールを描いちゃってるよ!! 生え際がチクチクして気持ち悪いよぅ 。・゚・(ノД`)・゚・。ウワーン かなりショックを受けてる間にキュウリパックへと進み、施術終了。 心身ともに疲れ果てた2時間でございました・・・orz 確かに綺麗にはなったものの、失うものも多かったエステ体験でした(主に金と産毛) このエステで9500円は正直ボッタクリ料金と言わざるを得ないです。 外人用に綺麗に作られてて、ゴージャス感があるならまだしも場末の風俗だし(酷 この内容だったら、自分で探せば半額で出来たかもしれません。 韓国で9500円のエステ?ありえないですよねー。 コロボックルはこの一件で「キュウリ嫌い」「エステ怖い」になってしまったですよ。 あぁ・・いたいけな未成年の心にはキツかったか~。 あの黒ブラ・スケスケパンツ姿が目に焼きついて仕方ないよね・・・。 しかも。 垢すりの所為なのか、お腹と内腿に赤いジンマシンが出るというオプションが! こんなオプションなんてイラネ(´;ω;`) ガイドさんは「今から行けば空いてる」って言ってましたが。 そりゃ空いてるはずだよ、こんな 空いてる=人気が無い=イマイチ、ってことが身に染みて分かりました(笑 ホント、誰がこんな場末のトルコに8000円も出すかっつの! 皆さんはガイドさんにカモられないよう気をつけて下さいね(ノД`)シクシク
by diphonia
| 2004-10-25 02:45
| trip
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